タイトルにも挙げましたが2020年に猛威を振るっている新型コロナウイルス “COVID19” とはそもそも何なのか?
感染を防ぐにはどうすればいい?
誰もがそう思っているかと思います。
手洗い・うがいにマスク着用、アルコール消毒にソーシャルディスタンス、、、これらは周知で当たり前ですが効力の高い対策です。
それでも感染者は無くなりませんし不安がつきまといますよね。
街でよく見かけるようになった 『抗菌』『制菌』『抗ウイルス』
何が何なのか良くわかっていない方も多いかと思います。
今回はこれらについて説明させていただきます。
まず、そもそも細菌とウイルスの違いって?
最も大きな違いは「細菌は生物」、「ウイルスは非生物」ということです。
◎細菌(Bacteria)
肉眼では見えない微小な単細胞生物で、バクテリアとも言われています。
これらは栄養を摂取~成長~分裂という流れで増殖していきます。
細菌というと悪いイメージが強いかもしれませんが、人が生きていく中で必要な細菌もいます。
前者が悪玉菌と言われ、黄色ブドウ球菌、大腸菌、サルモネラ菌、ボツリヌス菌などが挙げられ、後者は善玉菌と言われ、乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌、酵母菌、麹菌などが挙げられます。
◎ウイルス(Virus)
細菌よりも更に小さく(1/50程)、遺伝子を持ちながら細胞が無いため自力での活動や増殖ができません。
生物に入り込み、細胞に寄生することで自分のコピーを生成、それを繰り返すことで増殖していきます。
ある程度増えると寄生した細胞を破裂させ、他の細胞へと寄生して広がっていきます。
風邪やインフルエンザを始め、ノロウイルスやHIV、大流行中のコロナウイルスが当てはまります。
目に見えない脅威、怖いですよね。
これらを回避するためにタイトルにも挙げた『抗菌』『制菌』『抗ウイルス』が役に立ってきます。
次はそれぞれどんな効果が期待できるかを説明していきます。
「菌が住みにくい環境にすることで、細菌の発生・生育・増殖を抑制します。
抑制されることで防臭効果が見込まれます。」
「菌の活動を低下させることで抑制・防止させるだけでなく、
活動を低下させる効果があるため、数の減少も見込まれます。」
「ウイルスの外部組織を破壊~細胞に侵入して増殖する機能を失わせることで、
活動を停止させる効果が見込まれます。」
※上記のSEKマークは、一般社団法人繊維評価技術協議会が実施する認証制度(業界自主基準)です。
同協議会では、抗菌防臭加工を施した繊維製品の表示用語、評価方法・基準、安全性などに自主基準を設け、基準に合格した商品には「SEKマーク」を表示することが出来ます。
核酸という遺伝子(DNAやRNA)をカプシドというタンパク質の殻が覆っているものをウイルスと呼びますが、ウイルスは脂質でできたエンベロープという二重膜(脂質膜)を持つ「エンベロープウイルス」と、エンベロープを持たない「ノンエンベロープウイルス」に分類されます。
前者は膜があることで守られており、膜が無くなると不活化してしまいますが、後者は膜を持たずとも活動ができます。
それぞれの代表的なウィルスは下記のとおりです。
★エンベロープウイルス
“インフルエンザウイルス” “ヘルペスウイルス” “風疹ウイルス” “B型肝炎ウイルス” “C型肝炎ウイルス” “エイズウイルス” など
エンベロープウイルスはアルコールに弱い性質を持ち、アルコールを含む消毒剤などで不活化が確認されています。
2020年に猛威を振るっている新型コロナウィルスもこのエンベロープウイルスに分類され、エタノールと界面活性剤を含む医薬部外品による消毒実験(雑貨製品含む)の結果、ほぼすべての製品で不活化効果が認められています。
要はアルコールがウイルスの周りを覆うエンベロープを破壊することでウイルスにダメージを与え、不活化するということですね。
★ノンエンベロープウイルス
“ノロウイルス” “ロタウイルス” “ポリオウイルス” “アデノウイルス” “コクサッキーウイルス” “ネコカリウイルス” など
脂質膜を持たないノンエンベロープウイルスはアルコールに対する耐性が高いので、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする製品による不活化が有効とされています。
ノロウイルスの代替ウイルスとしてネコカリシウイルスを用いた消毒実験では、十分な濃度を持つ次亜塩素酸ナトリウム系の消毒製品では十分な不活化効果が認められたとのことです。
一部のエタノール系の消毒剤でも同様に不活化が認められたそうですが、具体的に公表はされていないので、次亜塩素酸ナトリウム系の消毒剤を用いるのが間違いないそうです。
※北里大学調査結果に基づく
『抗菌』『制菌』『抗ウイルス』の効果のあるもの、世の中にも色々と出回っていますが、実はモノーロでも色々と開発中です。
今回はその一部を簡単ですがご紹介します。
上質なイタリアンレザーと抗ウイルス生地(クレンゼ)を使った贅沢な財布やマスクケース。
制菌素材や抗菌加工を施したレザーを使ったマスクケースなど。
抗ウイルス生地(クレンゼ)と、アルコールスプレーなど手入れのしやすい素材を使った、マスク&コスメなどのマルチケース。
エンボスされた制菌素材を使い、財布機能などが付いたスマホケース。
こちらも制菌素材で財布機能が付いたスマホケースに、菌やウイルスに強い銅や手入れの楽なプラスチック製のドアオープナーなど。
現在モノーロストアでは抗菌生地を使ったマスクケースを販売しております。
コンパクトに折りたためる2つ折り(4つ折り)マスクケース
コンパクトながら2部屋で区分け可能なマスクケース
消毒スプレーやシートなども多彩に持ち歩けるマスクケース
他にも色々開発中(一部店頭にて販売しているものも)ですが、《MONORO STORE(モノーロストア)》に掲載した場合は改めてお知らせいたします。